軽量Linux:Linuxにリモートディスクトップを導入するとこんなに便利!






 Debianベースの軽量Linux antiXにAnyDeskというリモートディスクトップシステムを導入しました。リモートディスクトップとは、ご存じの方も多いと思いますが、手元のパソコンからネットワークで接続される他のパソコンを遠隔操作することができる技術の総称です。パソコン遠隔操作ソフトやリモートコントロールソフ トという呼び名もあります。離れた場所にいるユーザーのデスクトップを操作してトラブルの原因を取り除いてあげたり、ディスプレイのないパソコンを操作し たりと、直接操作できない場合にとても便利な機能です。
 僕は、どちらかといえば、仕事場から自宅のパソコンにアクセスして、必要なファイルを転送したりしていました。
 リモートディスクトップで最もユーザー数が多く、有名なアプリケーションといえば、間違いなくTeamViewerでしょう。
 

 開発が始まって以来、世界200ヶ国以上で1億人以上のユーザーが利用しています。しかも、Windows / Mac OS / Linux と Android / iOS / Windows Phone / Windows 10 などのモバイル用OSで幅広く使用できます。

特徴としては、他のマシンを操作できるのはもちろん、リモートだけでなく、チャット、音声通話やビデオチャット、ホワイトボード、ファイル送受信などの機能を備えています。

 もちろん、これらは暗号化もされているため通信を傍受 されることもありません。個人利用に限り無料で使用することができ、優秀なリモートデスクトップフリーソフトといえます。


teamviewer


 実際、僕もこのソフトには大変お世話になっていました。お世話になっていました。と書いたのは、突然使用できなくなってしまったのです。どこかで設定を間違えたかと思い数日試行錯誤していましたが、どうやらサーバー管理者がTeamViewerを使えなくなるようような設定をしていることに気がつきました。

 IT管理者にとっては悪夢なソフト「Teamviewer」ということで、teamviewer.comへのhttpとhttpsアクセスを止めるようにしているようです。
 これには困りました。そこで、他のリモート・コントロールソフトはないか調べてみました。もちろん、僕のメインOSはLINUXなので、LINUXにもインストール可能で、無料のものです。いろいろと情報を検索していたら、AnyDeskというソフトに行き着きました。機能的にはTeamViewerより少なくなっていっますが、十分使えそうな感じです。
 具体的にNyDeskは、手軽に利用できる高速リモートデスクトップソフトで、パソコンごとに設定される 「AnyDesk アドレス」という英数字を入力するだけで、離れた場所にあるパソコンを遠隔操作できるようにしてくれます。MS WINDOWSであれば、ホスト側/クライアント側ともにインストールは不要。もちろんインストールもできます。外出先で借りたパソコンなどでも利用できます。非常にシンプルなインターフェースと遅延の少ない描画処理が最大の特徴となっています。
 ここでは、AnyDeskをインストールした記録を紹介したいと思います。

1 AnyDeskを下記のURLからダウンロードします。
http://anydesk.com/remote-desktop

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2 次に、AnyDeskをインストールするためにSynaptic パッケージマネージャーを起動して、gdebiをインストールしておきます。

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□広 告
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□コンピュータ関連の機器は断然ネットショップが安い気がします。探せば送料無料のものもたくさんあり、僕は、楽天やアマゾンを良く利用しています。


 gdebiはローカルインストールでも依存関係を解決できるというすぐれた特徴をもっています。つまり、ローカル保存したdebパッケージを依存関係を解決してインストールしてくれます。
  特に、必要なライブラリを自動的にインストールしてくれるので便利です。
*使い方
 使い方は簡単で、以下のように書けばいいです。

 ># sudo gdebi hoge.deb

3 では、anydeskをダウンロードしたフォルダにいってgdebiを使用してみます。

 ># sudo gdebi anydesk_2.3.6-1_i386.deb

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インストールが終了しましたので、ディスクトップにアイコンを作成しました。

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4 WINDOWSマシンにアクセスしてみました。

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□僕のLifeWork
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□ 安全なPuppyLinuxの使い方

ハードディスクはそのままでMS WINDOWSを動作するために残しておき、軽快なPuppyLinuxを使いたい時はUSBメモリーにインストールして、動作させれば安心です。そのUSBメモリーの費用は1000円を切ります。僕はアマゾンで並行輸入版のUSBメモリーをたくさん買いますしたが、32GBで910円、送料も無料でした。

ぜひ、PuppyLinuxを代表とする軽量Linuxを試してみてください。MS WINDOWSで時々体験する待ち時間がうそのようになくなるはずです。

□ フラッシュメモリは安価な並行輸入版

フラッシュメモリは安価な並行輸入版で十分ではないでしょうか?品質は全く同じです。僕は安いフラッシュメモリを買って、LinuxなどのOSをインストールして楽しんでます。
PuppyLinuxを使うのにそれほど高価なコンピュータを購入することはありませんが、僕のように、そればかりを使う人も少ないと思い、MS WINDOWS 10も動作するコンピュータを選んでみました。

□ アマゾンではこんな価格で販売されています。何とか手が届きそうな価格ですね。



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